どのドライバがシステムを停止させているかを確認する方法(Windows95/98/Me)

  1. パソコンの電源を投入後、Windowsが起動するまでの間に(一般にパソコンメーカーのロゴが表示されている時)に、Ctrlキーを押しつづけます。(Win95の場合は「starting Windowsの文字が表示されている間にF8キー)

  2. Windowsのスタートアップメニューが表示されますので、その中から Step by step confirmation を選択して実行します。

  3. このモードはドライバやプログラムを一つずつ実行していく方法です。
    最初に、config.sys ファイル、次に autoexec.bat ファイル、そしてWindowsの各ファイルが読み込まれていきます。

  4. これから読み込むファイルやドライバが一つずつ表示され、Yes/Noをきいてきます。Y キーを押して次に進みます。

  5. Yキーを押した後、システムが停止した場合は、その直前に表示されていたドライバが原因です。
    例えば、

    [config.sysファイルの例]    device=c:\windows\cwdinit.exe /A      [Y/N]

    だった場合、この cwdinit.exe ドライバがシステムを停止させています。

 

問題があるサウンド機能のMS-DODドライバを読み込まない方法

  1. Windowsをセーフモードで起動します。

  2. ファイル名を指定して実行から「sysedit」を実行します。

  3. ウィンドウから「config.sys」を選びます。

  4. 問題のあるドライバを記述している行の頭に「rem<スペース> 」を入力します。

    例:  Device=c:\windows\cwdinit.exe /A    を
       rem Device=c:\windows\cwdinit.exe /A    に変更します。

  5. 次に「autoexec.bat」を選び、IRQやDMAのリソース割り当てを指定している行の頭に「rem<スペース>」を入力します。

    例: SET BLASTER=A220 I5 D1 T4    を
       rem SET BLASTER=A220 I5 D1 T4    に変更します。

 

変更してはいけない行

次に一般的なWindowsの「config.sys」と「autoexec.bat」ファイルを例示します。
この行は変更されないことをお薦めします。

[config.sys] device=C:\WINDOWS\himem.sys
device=C:\WINDOWS\EMM386.EXE RAM
devicehigh=C:\WINDOWS\biling.sys
devicehigh=C:\WINDOWS\jfont.sys /p=C:\WINDOWS
devicehigh=C:\WINDOWS\jdisp.sys 
devicehigh=C:\WINDOWS\jkeyb.sys /106 C:\WINDOWS\jkeybrd.sys
devicehigh=C:\WINDOWS\kkcfunc.sys
devicehigh=C:\WINDOWS\COMMAND\ansi.sys
dos=high,umb
[autoexec.bat] loadhigh C:\WINDOWS\COMMAND\nlsfunc.exe C:\WINDOWS\country.sys
SET PATH=C:\WINDOWS;C:\WINDOWS\COMMAND....